1956年遠州茶道宗家12世小堀宗慶の長男として生まれる。1979年学習院大学法学部卒業の後、臨済宗大徳寺にて禅の修業を積み、1981年 「宗以」の号を授かる。1983年 副家元に就任。2000年 大徳寺管長 福富雪底大老師より、「不傳庵」「宗実」の号を授かり、2001年元旦より、13世家元を継承する。
「茶の湯を通して心を豊かに」をモットーに、伝統文化の普及と精神文化の向上に努め、海外においても文化交流活動を積極的に行なう。特に青少年の育成に茶道を取り入れ、世界中で子供たちの茶道講座「遠州流茶道こども塾」を開講している。
2014年1月より、自身の映画「父は家元」が公開される。
また、「紅心 小堀宗慶展」などの展覧会監修、聚想庵(東京・南青山)蒼天庵(愛知・みよし市)など茶室を設計。
著書に『父、小堀宗慶の背中』『茶の湯の宇宙』『茶の湯の不思議』など多数がある。