薬師寺まほろば塾

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まほろば塾について

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塾長就任あいさつ


薬師寺まほろば塾  塾長
法相宗大本山薬師寺 副住職
大谷徹奘(おおたにてつじょう)

1963年東京都江東区生まれ。
17歳の時入山し、高田好胤師に師事。
龍谷大学文学部修士課程修了。
2003年薬師寺執事、2019年8月執事長、2025年10月1日薬師寺副住職・薬師寺まほろば塾 塾長に就任。
日々、「心を耕そう」をスローガンに全国各地で法話行脚を行っている。
主な著書に『静思のすすめ』(文春文庫)『人生はいつだって自問自答』『幸せの法則』『よっぽどの縁ですね』(小学館刊)他多数。


「薬師寺まほろば塾」に描く夢


合掌
 私には薬師寺まほろば塾に描く夢があります。それはこれまでの塾の活動を基として、より一層「まほろばの精神」を広めるために、若い世代への呼びかけや、全国各地で法話とお写経を組み合わせた塾を開塾することです。
 当塾の特長は法話だけでなく、各界で活躍される方々の話を直接聞くことができることです。
これまで多くの先生方からお話を頂戴し、参加者から「若い人にも聞いて欲しい」という声が多く寄せられます。この思いは私も全く同じです。
 おかげさまで私は寺の内外で年間三百余回の法話を勤めさせていただいています。その十分の一
ほどが学生世代への法話です。法話後によく声を掛けられるのですが、そこでの会話から確信できる
のは、仏法を学ぶ機会があれば、子供たちが抱える問題の多くが解決できるということです。
私の拙い話でも大きな反響があるのですから、一流の方々の話を聞いたならば、どのような反応が
出るのだろうかと、期待が膨らみます。これが若い世代へ呼びかけたい理由です。
 その第一歩として、月例まほろば塾へ近隣の大学生を無料招待すべく話を進めております。
 当塾は読売新聞社と薬師寺との共同主催です。読売新聞社のご協力によって、薬師寺とのご縁の
少ない地域でも塾開催が可能となります。これが当塾の強みの一つです。
 更に薬師寺には「法話の薬師寺」「お写経の薬師寺」という二つの通称があります。これが薬師寺の最大の特長です。そこで、この強みと特長を生かし、こちらから全国各地に出向き、薬師寺まほろば塾主催の「法話とお写経の会」を開催したいと思っています。
 法話は学びの時間、お写経は調心の時間です。流れの早い混沌とした時代だからこそ、法話と
お写経を通じて、自らの心を指さす場の提供をしたいのです。
 こちらはまず手始めに定例東京塾未開催の月に、東京において「法話とお写経の会」と題して開催させていただきます。
 微力ではございますが精一杯「薬師寺まほろば塾」の活動に邁進してまいりますことをお誓い申し上げます。
 今後ともかわらぬご指導とお力添えをどうぞよろしくお願い申し上げます。      再礼


薬師寺まほろば塾 塾長 大谷 徹奘
令和七年十月

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